メタボ小銃
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人の体重に差があるように、小銃にも重量に差があります。
特にアサルトライフルの重量は、前線兵士にとって大変重要な数字となります。

主要な小銃の平均重量は以下の通りです。

サブマシンガン・・・・・約2~3㎏
アサルトライフル・・・・・約3~4kg
スナイパーライフル・・・・・約4~6㎏
マシンガン・・・・・約5~10㎏


一般の兵士ですと、これにプラス弾薬・手榴弾等の装具、野営キット、
食料、通信機、ヘルメット・防弾ベスト等の防具など、その他もろもろ合わせて
十数kgの装備を担いで従軍する事になります。
一日中手に持っているアサルトライフルが少しでも軽くなれば、兵士の負担は段違いに軽くなります。


■メタボなアサルトライフル
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ちなみに、小銃少女達それぞれの重量は、

<重量比較表>
ひとむ
(M16A2)・・・・・3.5kg

しーな
(AK-47)・・・・・3.8㎏

ファル姉
(FAL)・・・・・4.3kg

みさき
(G3)・・・・・4.4kg

ようこ
(L85A1)・・・・・4.7kg


いよ
(M14)・・・・・4.4kg

りよ
(六四式小銃)・・・・・4.4kg

むつみ
(StonerM63A)・・・・・4.5kg



となっています。
ここで注目すべきは、ようこ(L85A1)が特に目立って重い点です。
他の子と大して変わらないようにも見えますが、全長比で比較してみるとその重さがわかります。

<全長比較表>
ひとむ
(M16A2)・・・・・99cm

しーな
(AK-47)・・・・・87cm

ファル姉
(FAL)・・・・・110cm

みさき
(G3)・・・・・100cm

ようこ
(L85A1)・・・・・78cm


いよ
(M14)・・・・・112cm

りよ
(六四式小銃)・・・・・99cm

むつみ
(StonerM63A)・・・・・98cm



身長(全長)が低いにもかかわらず、体重(重量)が重い、いわゆるメタボな小銃といわざるを得ません。

実は、ようこ(L85A1)は設計者がわざと重くしたのです。


■重い銃・軽い銃
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「自動小銃のコントロール性」という概念があります。

小銃は、発砲の際に「リコイル」(反動)というエネルギーが生じます。
弾丸が発射される方向と、その反対の方向に力が伝わる作用反作用の法則により、
発砲直後の小銃は銃口が大きく上を向き、あばれます。

フルオート(連射)が使用前提となるアサルトライフルでは、特に重大な問題です。
これは、銃の命中精度にとって一番の厄介事となる事象だからです。


世界中の銃器設計者たちは、このリコイルをいかに上手く相殺するか、
いかに銃を上手くコントロールするのかに注力してきました。


その解決手段の一つとして、「銃本体を重くする」という方法があります。
銃そのものが重くなれば、リコイルの衝撃を上手く安定させる事が出来ます。
逆にむやみに軽い銃は、コントロール性を大きく失することになります。


しかし、ようこ(L85A1)の生まれ故郷であるイギリスは、何故ここまでして銃のコントロール性を
追い求めたのでしょうか。

それは、彼女の生い立ちに隠されていました。

次回に続きます。
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by clan-aaa | 2009-04-14 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
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