Master Key
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最近のケータイはワンセグやカメラといった付加価値の存在がもはや必須となっていますね。
そもそもは話すだけの道具だったはずなのですが、時代の進歩と共に総合的な道具へと進化しています。


自動小銃も例外ではありません。
弾さえ撃てればそれでいい、という時代は既に終わりを迎え、
今では様々な多機能性・発展性が求められる多目的ツールへと変貌しています。

今週は、小銃界一の多機能性を誇るM16を中心に、
「自動小銃の外的付加価値」についてお話したいと思います。

■万能・マスターキー
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(↑ Remington M31RS)
突然ですが、こんな形をしたショットガンを映画やゲームでご覧になった事があるでしょうか。
このように短く切り詰めたショットガンの事を、総じて「ソードオフ・モデル」と呼びます。

よくゲームや映画なんかでこのソードオフモデルを駆使し敵をばったばったとなぎ倒している
シーンを見かけますが、あれをリアルにやろうとするとちょっと無理があります。
何故ならショットガンのリコイルというものは自動小銃の比ではなく、すさまじく強力なものだからです。
ですので狙って人に当てる、という目的でショットガンを選ぶ場合、現実的には
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(↑ Ithaca M37)
このようなフルサイズモデルを選ぶことになります。

じゃあ上のソードオフモデルは何の目的で使うのかというと、「物」に向けて使用します。

かつて警察関係機関で発展・改良されていたショットガンのソードオフモデルは、
主にドアエントリーと呼ばれる緊急強行突入時に使用される限定的な道具の一つでした。
ドアの蝶番に向けて数発撃てば、大抵のドアは開ける事が出来た為「マスター・キー」と呼ばれ、
やがて市街地を主戦場とする現代の軍隊においても広く使用されるようになります。

しかし、警察と違い軍隊では他にも主力小銃やその他装備を担いで行かねばならない為、
便利ではあるもののお荷物な存在でありました。


そこで、一つの解決手段を見出します。


■コンビネーション・ウェポン
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「2つじゃ荷物だから一つにまとめちゃおう」という結構安易な発想の元、
自動小銃とショットガンを組み合わせる手段に行き着きます。


またそれまでのマスターキーは敵を狙って当てるような武器としての使用は難しかったのですが、
ストックの付いた自動小銃とセットになる事によってその用途を広げる事にも成功します。
現代戦では敵を殺傷するだけでなく、暴徒の鎮圧といった治安維持活動も包括的に行っていますが、
ショットガンだとそうした際にゴム弾や木弾といった「非致死性弾(NL弾)・低致死性弾(LL弾」
を使用することが出来ます。

自動小銃としても、ショットガンとしても、組み合わさる事でお互いの付加価値を高めているのです。


次回は、現代の自動小銃に必須の付加機能「アッドオン・グレネード・ランチャー」についてご紹介します。
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by clan-aaa | 2009-04-21 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
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