TRAP DOOR
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私の出身校は厳禁でしたけど、携帯って今の高校は持込OKが大半なのかな?
最近じゃ小学生でも持ち歩いてますよね。


電動ガンに慣れ親しんだ方が映画や写真で実銃を見たときに、
よく「グリップやストックの中って空洞になってたのか」と驚く事が多いです。
電動ガンだとモーターやバッテリーでぎっちり埋まっていますが、
大抵のアサルトライフルはグリップの中が空になっています。


んで、空のままだとなんだかスペース的にもったいないし、
有効活用してみよう、という趣旨のもと考え出されたのが「トラップドア」です。

今回は、自動小銃のポケット「トラップドア」のお話です。

■銃のお手入れ
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(↑M16A2、L85A1のトラップ・ドアの位置)

車の後部トランクの中に、メンテナンス用品を入れるための
引き出しがあると思うのですが、その自動小銃版が「トラップ・ドア」です。
上図のように、大抵はストックやグリップの中に作られています。

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(↑AK-47のクリーニング・ロッド 銃に直接取り付けてある)

自動小銃も車と同様、定期的にメンテナンスやクリーニングを欠かさず行わなければなりません。
その際に使用する道具は、AKのように銃本体へ直接取り付ける事が理想なのですが、
大抵の銃はもっと多くの道具を使いメンテナンスする必要があるので、
オイルやその他色々合わせてキャンバスに包み、
「メンテナンス・キット」として支給する事が多いのです。


伝統的に、アメリカ軍やドイツ軍はこうした道具の充実ぶりが半端ないです。
さらに、これと合わせてイラスト入りのメンテナンス・ガイドブックまで支給されます。
まさに至れり尽くせりの内容です。


ここまで軍がメンテナンスに気を遣っているのは、銃の手入れが非常に重要だからです。
特にアメリカ軍は、かつて兵士へ銃のメンテナンス教育を怠ったが故に、
汚れによる故障が続出し、動かなくなった銃を抱えて戦死した兵士を大勢出してしまった苦い過去が
ある事も関係しています。


話を戻します。
このようなクリーニングキットはベストのポケットやバックパックの中に入れていてもいいのですが、
出来る事なら銃と一緒に保管しておいた方が無くす心配もありません。
そんなわけで、キットごとトラップ・ドアの中へ収納しておくのです。


こうした道具の充実ぶりは、その軍隊のお国柄が出ていたり、国力の表れだったり、
銃の弱点が見えてきたり、兵士の性格ををどのように捉えているのか
如実にあらわれているのが面白いですね。
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by clan-aaa | 2009-05-23 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
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