銃声
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小中高生は今日から夏休みですね。
私も昔はセミ捕りやら釣りやらプールやらと毎日外で遊んでたのに、
どこで足を踏み外したんでしょうね。


※21:00追加更新しました


さて今回は、「銃声」のお話です。
前回更新した記事「サイレンサーのお話」と一緒に読むといいかもしれません。


■危険な銃声

サイレンサーの記事でも触れましたが、「銃声」というのは複数の要因が
複雑に絡み合って発生する音です。
その要因は、以下三つに大別する事ができました。

①発射薬の燃焼音・爆発音
③音速を超えた弾丸から発生するソニック・ブーム
②機関部の作動音


今回は、「①発射薬の燃焼音・爆発音」に起因する銃声にスポットをあてていきたいと思います。


前述①の要素から成る音というのは、非常に強力かつ危険です。
射撃の際にイヤーマフやイヤープロテクターを必ず着用しないと、わずか数発の発砲の爆音で
耳が遠くなり、何度も繰り返せば難聴になってしまいます。
兵士が密閉型インカムシステムを使って会話する理由は、こうした事情が絡んでいます。


しかし、そうした小手先の対処では銃声を効率的に処理する事は出来ません。
そこで、銃声に「指向性」を持たせる事である程度の音量軽減を図る方法が用いられます。


自動小銃の銃口には、フラッシュハイダーと呼ばれる部品が取り付けられています。
この部品が持つ一番のねらいは、マズルフラッシュと呼ばれる発射薬の爆炎を打ち消す、
また分散させる事なのですが、その構造は銃口に近づくにつれて、徐々に広がっていくようになっています。

このトランペットのベルのような構造によって、銃声を目標方向へと集中させる、すなわち指向性を持たせ、
射手自身の耳にかかる負担を軽減しています。


■銃声の威力

人の声色が一人一人違うように、同じ弾薬を使用する銃でもその種類によって銃声が違います。

軍では、一般的に鹵獲(敵の兵器を押収する事)した銃は使用してはならない、と規定されています。
これは、敵の銃を使用することで、味方が敵の銃声と聞き間違え、同士撃ちを防止するためです。

これを逆手にとって、敵を混乱させる為にわざと敵の銃器を使用する場合があります。

一例では、ベトナム戦争時に特殊部隊がベトコンの使用するサブマシンガンをわざわざ調達し、
使用する事で、敵戦線に混乱を引き起こしたという事例があります。
しかも、その銃の調達が困難になったという理由で、わざわざ国内銃器メーカーに
コピーを作らせたという逸話も残っています。


銃声も、立派な攻撃手段なのです。

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by clan-aaa | 2009-07-18 10:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
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