銃のカルテ
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この回読んでないとオチないですね。


遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
皆様にとって2010年がよりよき一年となる事を祈っております。


さて、新年一回目の今回は、
「ヒットパターンから見る銃」についてです。


■銃のカルテ
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ヒットパターンという言葉を聞くと、以前エアライフルを撃っていた頃を思い出します。
どのスポーツでも同じ事が言えると思うのですが、体調がすぐれない時、悩み事がある時というのは
面白いくらいに点数という明確な結果に反映されていました。


体調が良い時でも、射手自身のクセでヒットパターンが変わる場合があります。
上下方向の散開は呼吸、左右方向はサポートハンドや居銃に問題があるなど、
パターンを見るだけでその人の悪いクセがあらわれるわけです。


銃も時として体調を崩したり、悩みごとを抱えたりする事があります。
銃の医者(「銃医」とかいっちゃって^^)ともいえるアーマラー(銃の保守点検従事者)は、
そうした病理をヒットパターンやグルーピングから察知する場合があります。
そういった意味で、ターゲットペーパーというのは銃のカルテともいえる存在でしょう。


ヒットパターンをただ見るのではなく、弾痕そのものにも注視すべきです。
一番有名な病例としては、キーホール(鍵穴)があげられます。
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(キーホールのイメージ)

キーホールとは横転弾によって生じた鍵穴状の弾痕のことで、
近距離では殺傷能力が増すという見方もありますが、一般的には忌避される事象です。

横転弾はマズルの損傷、装薬量の失敗、ライフリングの摩耗、銃身内部の不要な油分などにより
発生する弾丸のスリップ事故です。
いずれも正常な状態では起こりえない問題なので、キーホールの発生は銃自身の異常を知らせるサインとなります。



というわけで、今回の診察はこの辺で。
お大事にー。
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by clan-aaa | 2010-01-10 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(2)
Commented at 2010-01-11 08:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by clan-aaa at 2010-01-12 18:52
明けましておめでとうございます。
いつも応援ありがとうございます。

なるほど、銃身を切り詰めすぎた帰結として横転弾の描写を入れたわけですか。
何とも誤解を招きそうですね^^

ちょっと62式いじめが過ぎました。反省しております。。。
愛情の裏返しだと思って頂けるとありがたいです^^
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