<   2009年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧
カラー・コード
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(クリックして見て下さい)

ちょっと趣向を変えてみました。
マガジンの側面が平坦なのは、AK-47初期型の特徴です。
スライブサイドモデルと呼ばれています。


さて、今回は「弾薬」のお話です。
弾が無けりゃ銃もただの鉄棒です。弾の存在あってこその銃です。
今回は特に、軍用弾についての説明に的を絞りたいと思います。

■弾薬の種類

弾薬と一言で言ってもその種類は非常に豊富であり、使用目的に応じて使い分ける事が必要とされます。
最もポピュラーな弾薬である「ボール弾」は、鉛やタングステン等の比重の大きな合金を芯にしたものを
銅で被甲したものを指し、民間人から軍隊にまで最も広く使用されています。


しかし、状況によっては、ボール弾以外のものを使用する方が効果的な場合があります。
例えば、上の写真のような状況だと、普通のボール弾を撃っても何処へ弾が飛んでるのか
なかなか判別できません。となると、

・夜間でも弾道を視認したい
「光る弾=曳光弾(トレーサー)」


を使用する事が効果的なのです。

その他にも、

・車両等、非常に硬い目標物を撃ちたい
「とても硬い弾=徹甲弾(アーマーピアシング)」

・遠くにある家屋等を炎上させたい
「延焼する弾=焼夷弾(インセンダリー)」

・車両を炎上させたい
・「とても硬くて延焼する弾=徹甲焼夷弾(アーマーピアシング・インセンダリー)」


といった具合に使い分ければいいのです。

しかし、こんなに種類が豊富だと、間違って別の弾を使ってしまうかもしれません。
簡単かつ瞬時に弾の種類を見分ける方法、それが「カラー・コード」です。


■カラー・コード
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軍用弾は、普通缶詰に封入された状態で弾薬工場から出荷されます。
その時点では、缶の外側に弾薬の説明が記載されているので、大きな混乱はおきません。
AK-47で使用されるM43弾の場合、一缶には弾薬が約600~800発ほど入っており、
付属の缶きり(上図右上)を使い開けると、茶紙で約30発ごとに小分けされています。


で、これを各兵士に配る事になるのですが、この時点で缶の記載はわからなくなります。
じゃあこの後はどうやって判別するのかというと、各軍の規約に基づいた「カラー・コード」に頼ります。
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(↑ NATO、WTO(ワルシャワ条約機構)規約に準拠した各弾薬カラー・コード一覧)


ここで注意したいのは、NATOとWTOではカラーコードが全然違う点です。
NATOでは曳光弾であるレッド・チップは、WTOだと焼夷弾にあたります。
またこの図では大雑把に留まっている各弾薬の名称も、実際には様々な状況に応じられるように
ここでは列挙できないくらい非常に細分化されています。


ちなみに曳光弾を使用する場合、一般的には通常のボール弾4発に1発の割合で混ぜて使用します。
曳光弾は弾頭内部の曳光剤が燃焼しきると弾頭重量が軽くなる為、弾道が安定しないのです。
あくまでも弾道を視認するための補助弾であり、目標物に当てる性格の弾薬ではない事を
付け加えておきます。
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by clan-aaa | 2009-05-30 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
ブランド・ライフル
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円高でブランド物がお買い得だそうです。
みなさんはブランド物派ですか?
それとも特にこだわりは無い派でしょうか。


ブランド物を決める上で最も重要なしるしが「刻印(スタンプ)」ですね。
ブランド物に限らず、全ての製品にはJISマークだったりPSEマークだったり、
何かしらの「スタンプ」が打刻されています。

実は、銃にも「ブランド」があります。
そのブランドを左右するのが、銃のスタンプなのです。

今回は、銃における「スタンプ」についてのお話です。


■品質保証のあかし

銃というものは、きちんとした製造過程を経て検査された物でないと、安全とは言えません。
一歩間違えば使用者に重大な事故をもたらす危険がある為、銃器メーカーは
製造した銃全てを検査し、必ず「プルーフマーク(検査印)」を打刻します。
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(↑ L85A1のプルーフマーク 通称「クイーン・クラウン」 
BNPは「B」バーミンガム小火器工場での「N」ニトロ「P」プルーフ(無煙火薬検査)を意味する
↓ FN FALのプルーフマーク
LEG=リエージュ(FN本社の所在地)における銃身検定正常合格印)


こうしたプルーフ・マークは、銃身・機関部・主要パーツ全てに科せられた
検査を経た物のみ打刻され、その場所は銃身検定印であれば銃身、
機関部であれば本体、といった具合に打刻されます。


打刻の際には小さな数字(シリアル・ナンバー)が付される事があります。
これはロット数を表したもので、もし欠陥や故障が生じた場合、
その生産ロットは全て回収、もしくは修理となるのです。


こうしたプルーフマークの他に、もう一つ重要なスタンプが存在します。
それが、その銃のブランドをあらわす「メーカースタンプ」です。


■銃のブランド

銃器市場における取引の際に、最も重要なしるしとなるのが「メーカースタンプ」です。
例えばAK-47のような世界中で生産された銃の場合、
その製造国によって取引の値段が大きく変わってきます。
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(↑ AK主要製造メーカースタンプ一覧)

AK-47製造国の中で最も評価が高くなるのが「旧ソ連・ロシア製」、すなわち最高ブランドです。
特に旧ソ連純正は加工精度・品質共に良好で、
価格はまちまちですが一挺あたりおよそ600ドル~で取引されます

次に高いのがブルガリアや東ドイツなどの旧東欧諸国製です。
二流品ですが品質は良好で、数が多い割にはそこそこな値段がつきます。
価格は約300ドル~くらいになります。

そして最も安くて粗悪な物が中国・北朝鮮製です。
品質が悪く、数も非常に多く出回っています。
価格は100ドル~くらいです。


現在ロシア国内でAK-47・AK-74(AK-100シリーズ)の製造を行っている本家本元のイジェマッシは、
銃器市場における中国製コピーAK「五六式」に悩まされています。
品質は最悪なのですが、安価で数が多く出回っている為に市場へ広く流通し、
本家であるイジェマッシのAKが売れないのです。


ブランド市場やソフトウェア市場でも中国製の粗悪なコピー製品が問題となっていますが、
銃器史上でも同じ事が言えるようです。
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by clan-aaa | 2009-05-26 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
TRAP DOOR
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私の出身校は厳禁でしたけど、携帯って今の高校は持込OKが大半なのかな?
最近じゃ小学生でも持ち歩いてますよね。


電動ガンに慣れ親しんだ方が映画や写真で実銃を見たときに、
よく「グリップやストックの中って空洞になってたのか」と驚く事が多いです。
電動ガンだとモーターやバッテリーでぎっちり埋まっていますが、
大抵のアサルトライフルはグリップの中が空になっています。


んで、空のままだとなんだかスペース的にもったいないし、
有効活用してみよう、という趣旨のもと考え出されたのが「トラップドア」です。

今回は、自動小銃のポケット「トラップドア」のお話です。

■銃のお手入れ
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(↑M16A2、L85A1のトラップ・ドアの位置)

車の後部トランクの中に、メンテナンス用品を入れるための
引き出しがあると思うのですが、その自動小銃版が「トラップ・ドア」です。
上図のように、大抵はストックやグリップの中に作られています。

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(↑AK-47のクリーニング・ロッド 銃に直接取り付けてある)

自動小銃も車と同様、定期的にメンテナンスやクリーニングを欠かさず行わなければなりません。
その際に使用する道具は、AKのように銃本体へ直接取り付ける事が理想なのですが、
大抵の銃はもっと多くの道具を使いメンテナンスする必要があるので、
オイルやその他色々合わせてキャンバスに包み、
「メンテナンス・キット」として支給する事が多いのです。


伝統的に、アメリカ軍やドイツ軍はこうした道具の充実ぶりが半端ないです。
さらに、これと合わせてイラスト入りのメンテナンス・ガイドブックまで支給されます。
まさに至れり尽くせりの内容です。


ここまで軍がメンテナンスに気を遣っているのは、銃の手入れが非常に重要だからです。
特にアメリカ軍は、かつて兵士へ銃のメンテナンス教育を怠ったが故に、
汚れによる故障が続出し、動かなくなった銃を抱えて戦死した兵士を大勢出してしまった苦い過去が
ある事も関係しています。


話を戻します。
このようなクリーニングキットはベストのポケットやバックパックの中に入れていてもいいのですが、
出来る事なら銃と一緒に保管しておいた方が無くす心配もありません。
そんなわけで、キットごとトラップ・ドアの中へ収納しておくのです。


こうした道具の充実ぶりは、その軍隊のお国柄が出ていたり、国力の表れだったり、
銃の弱点が見えてきたり、兵士の性格ををどのように捉えているのか
如実にあらわれているのが面白いですね。
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by clan-aaa | 2009-05-23 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
冥土 in JAPAN
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「人を殺した事の無い軍用銃」というものはあるのでしょうか。
実は、それがこの日本に存在します。


中でも日本初のアサルトライフルとして誕生し、
軍事書籍の世界的権威「ジェーン年鑑(Infantry weapons)」において「very good weapon」
評された「六四式小銃」は大変有名です。


今回は、日本が世界に誇るアサルトライフル「ろくよんしき」をご紹介します。

■プロジェクトX ~国産小銃で日本を守れ~
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(↑「三八式歩兵銃」 大日本帝国を支えた主力小銃)

今から約半世紀前、終戦を迎え、武装解除されてしまった日本に
「警察予備隊」なる自衛隊の前身が発足します。
国内の治安維持組織というお題目を掲げてはいるものの、彼らはれっきとした軍隊でした。
軍隊である以上、強力な「小銃」が必要だったのですが、
当時の日本には新たに小銃を調達する余力は無く、そこではかつての帝国陸軍で酷使され、
ボロボロとなった「三八式歩兵銃」「九九式歩兵銃」や、米軍から貸与された中古銃が
急場しのぎで使用されていました。
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(↑M1918A2「B.A.R.」 米軍から貸与された大型の自動小銃)

ボロボロになった銃は暴発の危険もあり、とても実用出来る代物ではありませんでしたし、
米軍から貸与された中古銃はどれも大きく、日本人の小柄な体格には不向きでした。


そして一番の危険は、きたる有事の際に使える「自動小銃」が一丁も無いという現実です。
というのも、当時の日本はソ連侵攻の脅威にさらされていました。
地理的にアメリカとソ連の板ばさみとなっている日本が戦場となった時、
自国の防衛すらままならない状況に陥る事は誰の目から見ても明らかでした。
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(↑「M14」 当時の米軍制式採用自動小銃)

そんな最中、日本が恐れていた通告がアメリカから寄せられます。

「アメリカ国内で余剰となっているM14を、日本の自衛隊で採用して欲しい」

とんでもない話です。
またの機会にお話しますが、M14は当時「アサルトライフルの失敗作」として西側各国から
腫れ物扱いされていたガラクタだったのです。

こうして、「余ったから買ってくれ」というアメリカからの無茶な要求をつき返すべく、
日本国内において新型の純国産自動小銃を開発する事になりました。
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(↑「六四式小銃」 日本初の純国産アサルトライフル)

開発は困難を極め、本当にあともう少しでM14を採用する一歩手前までいく所でしたが、
紆余曲折を経て、なんとか1964年に完成の運びとなりました。
その後、六四式は順次各方面隊へ配備が進み、現在でも使用される息の長い自動小銃となります。


■トロい小銃

今まで自動小銃の開発経験が無いに等しかった日本が開発した自動小銃は
いくつかの長所と、いくつかの短所を抱えています。

まず、長所は「ある程度、実用的なフルオート射撃が可能である事」です。

当時、各国のアサルトライフルは強力な弾薬を使用する関係上、どれも実用的とは程遠い
フルオート射撃しか行えませんでした。
中にはフルオート機能そのものを取り払ってしまったアサルトライフルも存在します。
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(↑「FAL」 採用国のほとんどがフルオート機構をキャンセルした)
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(↑「M14」 曲銃床により反動のコントロールが困難だった)


こうした中、六四式は内部構造の作動時間を長くする事で、
フルオートの連射速度を落とし、銃がなるべく暴れないようにしています。


(同世代アサルトライフルの連射速度)

FAL(フルオート搭載モデル) → 600~700発毎分
G3 → 800発毎分
M14 → 700発毎分

六四式 → 500発毎分


要するに、他の自動小銃に比べて動きがトロい、と考えて頂いて結構です
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■国産の価値

普段使っているもの、例えば車だったり、電化製品だったり、趣味の品だったり、
そういった物に「日本製」と書いてあるのとないのとでは、大きな差がありますよね。
それは国産という信頼・安心感の他に、「自国への愛着」という、愛国心の一種が誰しも存在するからです。


六四式の採用当時、何故あのような苦労を強いてまで、「純国産」にこだわったのか、


六四式は、国防の最前線に立つからこそ、その価値があるのです。
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by clan-aaa | 2009-05-19 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(11)
不遇の傑作 -FN FAL-
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優秀であるにもかかわらず、本人の意図しない外的不安要素によって
その評価が著しく貶められた人・物は数多く存在します。


かつて、終戦直後の西側諸国全ての軍隊で使用する「統一自動小銃」としての地位にまで
のぼりつめようとした自動小銃が存在します。


今回は、AK・M16と並び、世界の3大アサルトライフルに数えられていながらも、
不遇な運命に翻弄された自動小銃「FAL」を紹介します。


■幻の「西側統一ライフル」

ヨーロッパには、2つの世界的なアサルトライフルメーカーが存在します。
一つはG3を世に送り出したドイツのH&K社、
そして今回の主役である「FAL」を開発した、ベルギーの「FN社(ファブリック・ナショナル・ハースタル)」です。


FN社には非常に優秀な設計者が多数所属し、銃器史上に名を残す非常に優秀な小銃を
いくつも設計・開発・生産してきた巨大銃器メーカーです。

そのFN社の中には、「デュードネ・ザイーヴ」という設計者がいました。
彼は、第2次世界大戦でドイツ軍が使用したStg44の先見性と、その高い能力に感化され、
戦後まもなく新型自動小銃の開発を決意します。
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(↑「Stg44」 戦後の小銃開発に多大な影響を残した傑作)

そこでザイーヴは、いくつかの試作品の開発を経て、一挺の自動小銃を完成させます。
それが、「FAL」でした。

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(↑「FN FAL」 使用弾薬が.280ブリティッシュの最初期モデル)

FALは、

F = Fusil (小銃)
A = Automatique (自動の)
L = Legel (軽い)


という名からもわかるように、強力な弾薬を大型の銃から単発で撃ち出す従来の自動小銃に比べ
軽量・小型で、かつフルオートで射撃できるように設計された、スタイル抜群の自動小銃でした。
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おっぱいおっぱい


FALは本来、小型かつ短小な「.280ブリティッシュ」と呼ばれる弾薬を使用するので、
フルオート射撃が実用レベルで可能だったのです。
繰り返し行われる社内テストでも良好な結果を残し、「アサルトライフル」としての敵がまだ少なかった当時、
FALを西側統一主力小銃にしようとする動きが出てきました。


しかし、順風満帆であるかのように見えたFALの運命は、
軍事超大国アメリカによって打ち崩されます。


■悲劇の小銃
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(↑「M1ガーランド」 第二次大戦期のアメリカ軍を勝利に導いた自動小銃)

第2次世界大戦において特に優秀だと評された自動小銃が存在します。
「M1ガーランド」と呼ばれるこの自動小銃は、アメリカ国内において
「アメリカに勝利をもたらした自動小銃」として絶大な評価を築く事になります。


そのため、アメリカ軍部はM1ガーランドの栄光にすがり、
軍事先進国において「今後の自動小銃は小型かつ軽量な短小弾を使用する必要がある」
との認識が広まる中でも、強力な「7.62×51mm弾」を使用する大型自動小銃「M14」の採用を
断固として決定してしまいます。
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(↑「M14」 アメリカ軍初の主力アサルトライフル。M1ガーランドの後継機にあたる)

こうして、諸外国からは時代錯誤と罵られながらも、「M14」をアメリカが採用した事によって、
他の西側陣営も大戦期とほとんど変わらぬ強力な弾薬を使用する自動小銃を採用せざるをえなくなります。
当時の西側陣営におけるアメリカの発言力は非常に強力で、戦後処理に疲弊しきった西欧各国は、
このアメリカの独断に追従せざるをえなかったのです。


FN FALもこうした流れを無視できず、開発者ザイーヴの反対もむなしく、使用弾薬を強力な7.62×51mm弾へと
不本意ながらも変更
する事になります。
もちろん、このような強力な弾薬では、本来FALが持つ能力を十分に発揮する事は出来ません。
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(↑「FN FAL」 強力な7.62mmNATO弾を使用する標準モデル)

そしてこの後、FALを待ち受けていた運命は、
アサルトライフルの命ともいえる「フルオート機能」のキャンセルでした。
これはイギリス軍を端に、FALを採用した国々が追従して行ったデチューンの一環であり、
7.62mm仕様のFALを実用レベルで維持するにはセミオートのみで使用する他なかったのです。


そのような不遇にもかかわらず、FALはその後全世界で70カ国以上の軍隊が採用する
アサルトライフルのベストセラーとなります。
これはAKに次ぐ数の多さであり、西側を席巻した唯一のアサルトライフルとなりました。


それほどまでに優秀であったにも関わらず、知名度は低く、
現在ではそのほとんどが退役となってしまったFALですが、
その先見性と奮闘振りは今こそ評価されて然るべきでしょう。


自動小銃が個性で勝負していた良き時代を想わせる、その優れたスタイルと妖艶な魅力は、
今もなお、色あせる事はありません。
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by clan-aaa | 2009-05-16 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(1)
銃症患者
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世界中えらい事になっています。果たして騒ぎすぎなのか。

ただ、こういう時は島国に生まれた事をありがたく思います。
地続きと海を隔てるのとでは大きな差がありますよね。


さて、↑の3コマ目の絵をよくご覧下さい。

左のしーなが装着しているのはGP-5というソビエト時代の古いガスマスクです。
一方、右のひとむが装着しているのはM40というアメリカ軍現用ガスマスクです。
どちらもサリンクラスの強力な化学兵器に耐えうる性能がある軍用ガスマスクであり、
両者の大きな違いはフィルターのセット位置が中央なのか左右どちらかに選べるのか、の差です。
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ここでちょっとしたひらめき力テストです。
実は、最新の軍用ガスマスクのほとんどはフィルターが中央にはありません。
ひとむの使用するM40のように左右どちらかについています。
これは前方視界を確保するのと、もうひとつの理由に基づいています。
それは何でしょうか。ヒントは「軍用」です。



正解は、「銃のストックを頬付け出来るようにするため」でした。
これは前方にフィルターがあるガスマスクは、非常に頬付けがしにくいからです。
ちなみに射撃と頬付けは非常に密接な関係にある要素なのですが、これはまた次回にでも。


さて、今回はガスマスクではなく、「銃と病気」のお話です。
世界中のほとんどの銃は、なんらかの「持病」を抱えています。
というわけで、「銃症」について触れてきたいと思います。


■病弱な銃、健康な銃

今回、「銃の持病」と定義する症状は、「銃のもつマイナス特性・欠点・弱点」を指します。
実際、「全く病気のない完璧健康な銃」はまずありません。
大抵の銃は何らかの持病を抱えています。

というわけで、「小銃少女」の抱える持病を見てみましょう。

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→「潔癖症」
(汚れに弱い)

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→「花粉症(?)」
(砂塵に弱い)

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→「慢性的な体調不良」
(とにかく故障不良が多い)

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→「潔癖症」
(汚れに弱い)

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→「食事制限」
(国産の専用弾しか使えない)

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→「ぜんそく」
(すぐに息が切れる)

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→「虚弱体質」
(耐久性の低さ)



この若さで様々な病気を抱える小銃少女。苦労人の集まりです。
ただ、いよ(M14)の持病は自分で書いておきながら強引だと思います。

中でもようこ(L85)は体調が優れません。
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あまりにも故障が多い銃なので、採用国イギリスでは議会で取り上げられました。
なんとか改良を重ねていますが、それでも酷いとの評価です。

イギリスには「SAS」という精鋭特殊部隊が存在しますが、彼らはL85なんぞ使っていません。
M16を短縮したM4カービン等を作戦に合わせて調達します。
かわいそうですが、本国でもそういう評価なのだと同情するしかありません。



さて、小銃少女の中で、一人だけアホみたいに健康な子がいます。
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→「健康」
(特に持病なし)



色々と考えてみたのですが、しーな(AK)はホントに健康としかいいようがありません。
ファイアリングピンという撃発部品が弱いと聞きますが、
他の銃なら全く問題にならないレベルの話だと思います。
あとは照準長の短さくらいでしょうか。しかし病気とは言いがたいでしょう。


このように、銃にはそれぞれ大抵一つは持病を抱えています。
中には致命的な病魔に侵されているものもありますが、
場合によってはその銃の特徴ともいえる愛すべき弱点も存在します。


弱みがあると人は何故か親近感を覚えます。
こうした「持病」が逆に愛らしく感じる、そういった感情も銃器研究の楽しさの一つです。
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by clan-aaa | 2009-05-12 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(2)
傑作・AK-47 ②
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前回ではAK-47の生い立ちについて触れました。
その中で、AKはそれまでの銃器業界に培われてきた優秀なアイディアを上手く取り入れた事が
傑作たる所以の一つだと述べました。

今回は、AK-47最大の特徴である「ルーズ設計」と、
世界一優れた自動小銃とは何なのか、についてお話します。


■スカスカでガタガタ

突然ですが、皆さんは優れた工業製品に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

例えば、「優秀な時計」の場合、非常に緻密で精細な歯車がいくつも組み合わさり、
そして複雑に連動しながら正確に駆動するようなものこそがその優秀性の引き合いに出されますね。

つまるところ、一般論では「精密さ」こそが工業製品の良し悪しを大きく決めてきました。
車、飛行機、工作機械、電子機器、どの工業製品をとっても
「精密さ」は絶対に欠かすことの出来ない重要な要素です。

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(↑「FN FAL」 AK、M16と並び世界3大ライフルの一つに数えられる)

かつては、銃器業界もその価値観に一辺倒「だった」時代があります。
砂塵にまみれ、燃焼火薬の汚れが常に付きまとう自動小銃は、
「ゴミや汚れが入り込めないように、部品同士のクリアランスを極限まで引き上げる」
事に注力してきました。

上のイラストは、自動小銃黎明期の傑作である「FAL」です。
この銃は、西側諸国の統一アサルトライフルに選ばれるはずだった非常に優秀なアサルトライフルです。
自国軍の主力小銃に正式採用された数では、AKの次にあたるほど一時期世界中を席巻しました。


しかし、FALがAKに勝てなかった最大の理由は、「FALが精密すぎた」からに他なりません。


見ての通り、FALは非常に均整の取れたスリムなスタイルをその特徴としています。
これは、FALの設計が非常に精密で、部品同士の「ゆとり」がほとんどないためです。
その為、FALは砂塵に弱いという軍用小銃としては致命的な欠点を抱えています。

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AKシリーズの生みの親であるカラシニコフ氏は、

「ゴミや汚れが入らないようにするのではなく、入ったとしても確実に作動するよう
部品同士のクリアランスをスカスカガタガタ、つまりルーズに設計する」


事を常に意識してAK-47を設計しました。
今でこそこの考えは軍用小銃設計の常識となっていますが、
「ルーズな設計=悪」であるとの認識が一般的だった当時の銃器業界では、思い切った行動でした。


こうしてAKは、「どんなに汚れようが確実に作動する」
という軍用小銃としては最強の特徴を持つに至ります。

「泥の中から掘り出した直後でも確実に作動した」とか
「木製のストックが腐っても問題なく発砲できた」といったAK伝説のほとんどは、
機関部におけるルーズ設計の賜物であると言えるでしょう。


■知的水準と小銃
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(↑「AKS-74U」 AKシリーズでは最小のモデルにあたる)

「銃を扱う」という行為に対して、皆さんはおそらく難しいイメージを抱いていると思います。
確かに、一般的には非常に難しいものです。
部品の名前を覚えて、それがどのように作動するのかを学び、その銃ごとの特徴や性格を把握して
メンテナンスを怠らないようにするには、大人であっても長い時間と労力が必要になります。

しかし、非常に簡素で頑丈なAKの場合、それが子供であろうと女性であろうと、
ほんの数時間足らずの説明を聞くだけで確実に扱えるようになります。


あまりこういう事は言い方として良くないのでしょうが、AKがこうした特長を持っているのは
ソビエト軍兵士の知的水準が極めて低い、すなわちアホばっかりだったからに他なりません。
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(↑「M16A2」 AKのライバルとされ、西側を代表するアサルトライフル)

当時のソビエト軍は、足し算引き算はおろかまともに文字すら読めないような兵士ばかりでした。
彼らに短い期間で銃の扱いを教えるには、直感的にわかりやすい構造を持った銃を使うほかありません。

M16のように、扱いこなすにはそれ相応の知識と技術が必要になる自動小銃を米軍が採用できたのも、
アメリカ人の知的水準が最低限確保されていたからだと私は思います。

ではどちらかが良いのかと言えば、これは難しい質問です。どちらにも一長一短あります。
私はAKを完全に肯定する気はありませんし、M16を軍用銃として否定する気もありません。


しかし、現実問題ではすでにその決着が付いています。

■世界を左右する自動小銃
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アフリカや中東、旧東側諸国の貧国において、銃は非常に重要な流通物資です。
こうした世界中の第三国において、健全な市場経済が発達しない理由の一つは、
暗躍する武器兵器市場がその妨げとなっているからです。

そして、その市場において最も盛んに取引が行われる兵器が、AKです。
国連の調査によれば、全世界には約1億丁、実際にはそれ以上のAKが出回っているとされています。
銃のみならず、これほどまでに生産された兵器は他に例を見ません。

これほどまでにAKが世界中に存在している理由は、AKが世界中で必要とされ、
AKが無くては成り立たない社会が存在するからです。


物事の勝敗は、必ずしも数字だけでは語ることが出来ません。
しかし、その結果を見れば、「世界一優れた自動小銃」は一体何であるのか、
その答えは出ていると思います。
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by clan-aaa | 2009-05-09 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(1)
傑作・AK-47 ①
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アルバイトの求人情報誌が一昨年前に比べて半分以下の薄さで驚きました。
去年までは売り手市場だった新卒就職市場も、ご覧の有様です。
一年生まれるのが遅いだけで、ああ素晴らしきこの世界、です。


さて話変わって、「世界中で通じる言葉」というものがありますよね。
例を挙げると「コカコーラ」、「カラオケ」、そして「カラシニコフ」という言葉があります。

銃のことを知らない人でも、そのシルエットは知っていたり、「テロリストの銃」といったイメージがある
世界一有名な自動小銃、それが「AK-47」です。

「カラシニコフ」はAK-47とそのバリエーションを指す世界共通の言葉です。
銃のみならず、数ある兵器の中でもこのような特異なものは他に類を見ません。

今週は、二回に分けて自動小銃の世界的傑作、「AK-47」を取り上げていきたいと思います。

第一回目の今日は、AK-47が誕生するまでのお話です。


■AKの源流
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(↑「Stg44」 実質上、世界初の突撃銃といわれる存在)

以前、「自動小銃とは」という記事の中で、ナチスドイツが開発し、アサルトライフルの語源ともなった
「Stg44」をご紹介しました。
このStg44がその後世界中の自動小銃の設計思想に大きな影響を与えた事は疑いようも無く、
AK-47とてその影響を少なからず受けています。


世間一般では「Stg44をそっくり真似たものがAK-47である」との認識が強く根付いています。
確かに、Stg44はAK-47の設計に影響を与えたでしょうし、
AK-47の設計者であるカラシニコフ氏もStg44の存在を意識していたはずです。


しかし、カラシニコフ氏がAK-47を設計する直接の動機となった自動小銃は、
Stg44ではなく、MP40というナチスドイツが開発したサブマシンガンです。
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(↑MP40 サブマシンガンの世界的傑作)

第二次大戦中、東部戦線で戦車兵としてソビエト赤軍に従軍していたカラシニコフ氏は、
このMP40の凶弾に倒れます。
一命は取りとめたものの、驚異的な威力を持つMP40を目の当たりにしたカラシニコフ氏は、
瞬時の火力で戦局を圧倒できる、新しいジャンルの自動小銃の構想を打ち出します。


その後前線を退き、ソビエト軍お抱えの兵器設計者としてソビエト兵器開発局で働いていたカラシニコフは
以前より抱いていた新しいジャンルの自動小銃を完成させるべく、
ソビエト軍次期主力小銃のコンペに参加します。

こうして、AK-47が誕生する事になります。


■アイディアの粋

このようにして誕生したAK-47は、設計思想をMP40、Stg44から汲んでいる事に間違いないのですが、
実際には数多くの自動小銃からそのヒント・アイディアをもらっています。

実はAK誕生以前より、ソビエト国内では
「ライフルに使用する大型弾と、サブマシンガンに使用する小型弾の中間的性格を持つ、
短小弾を使用する全自動ライフル」

の開発が行われていました。
これこそ正に現代へと通じる「アサルトライフル」の源流でもあります。


その中でも、特に「アレクセイ・スダエフ」という設計者は非常に先見性のある自動小銃を構想・開発
していたのですが、その完成を見ぬまま1945年に若くして病死してしまいました。
結局、この新型ライフルは試作品の一つとして歴史の影に埋もれてしまいます。


カラシニコフ氏は、AK-47をまるごと一丁設計・完成させたイメージがありますが、
AKを設計するにあたり、基幹的デザインをこのAS-44から拝借しています。
つまり、カラシニコフ氏はAK-47を通じてスダエフという設計者の意志を受け継いだ事になります。

このスダエフが設計した試作ライフル+Stg44が
AK-47のアウトラインを形作ったと言えます。


他にも、AK-47の細部は

・ハンドガード
・ガスチューブ基幹部
・ガスブロックリリースレバー
→SKSライフル(AK-47の前にソビエト軍に採用されていた主力小銃)

・オペレーティングハンドル部デザイン
・作動機構(ガスオペレーション/ロータリーボルト)
→M1ガーランド(当時のアメリカ軍主力小銃)

・セレクター兼ダストカバー
→レミントン モデル8(自動小銃黎明期の傑作)


等がそのデザインの元になっています。
このように、AK-47はそれまでの銃器界で培われてきた優れたアイデアを
非常に上手く取りいれ、一つの形にした点が傑作とされる所以
です。

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(↑「AK-47」 最初期に生産されたⅠ型。補強用リブのないマガジンから「スラブサイドモデル」と呼ばれる)

ただ私は、別にカラシニコフ氏が人のアイデアを寄せ集めてAKを作った、
という事を言いたいのではありません。

そもそも、銃というものは一人で設計できるような代物ではありません。
多くのエンジニアの知識と、実際に使用する兵士の意見を一つにまとめあげ、
先人達が発明した優秀なアイデアに敬意を払い、完成させていくものです。
もちろんAK-47も例外ではなく、カラシニコフ氏はAK-47というプロジェクトの立役者に過ぎません。


しかし、実際には銃器設計者としての自尊心と誇りが、他人のアイデアの拝借を許さず、
奇をてらった独創的アイデアを追い求め、それはやがて独り善がりな銃の特徴となることが多いのです。
世界中の小銃のほとんどは、そうしたものばかりです。


自国軍の銃器設計という、誉れ高い職業にもかかわらず、
例えそれが他人のアイデア、敵国のアイデアであっても優秀であれば積極的に取り入れ、
より優れたものを作ろうとしたカラシニコフ氏の真摯な姿勢こそが、AK-47の強みそのものなのです。


AK-47には、そうしたアイデアに、「ある工夫」が加わった事で、
その後のアサルトライフルの追随をも全く許さぬ地位を確立する事に成功します。


次回に続きます。
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by clan-aaa | 2009-05-05 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)
衣・食・銃
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「強い軍隊を保有する国の飯は不味い」

結構よく聞く話ですね。
果たして実際の所はどうなんでしょうか。

今回は小銃と全然関係無いのですが、軍事繋がりの小話と言う事でこの命題を掘り下げたいと思います。


■パスタ製造機 > 兵器
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第二次大戦期にまつわるジョークの一つに、
「イタリア軍は戦場でも美味い飯が食えるようにパスタ製造機を持っていった」という話があります。
あれは厳密に言えばウソなのですが、イタリア軍が食に対して非常に執着を持っているのは
間違いないようで、現イタリア軍はジェラート製造機を保有していると聞きます。
そして軍隊としての質は、歴史的にも一般評論的にもお粗末なものです。

そんなイタリアは世界的に見ても非常に素晴らしい食文化を持つ国であり、
正に今回の命題に即した代表格だと思うのですが、果たして他国にも当てはまるのでしょうか。

そもそも飯が不味い国ってどこなんでしょう。

一般的によく言われるのはイギリスですね。
確かにフィッシュ&チップスとオートミールだけ毎日食べていたら美味い不味いは別として
頭おかしくなっちゃいそうです。

アメリカはどうでしょう。
「アメリカ料理」は「ファーストフード」の同義語と言えると思うのですが、若年層に人気がある反面、
高齢者にはちょっと厳しい食文化ということで、万人受けする料理の美味しさとは言えないかもしれません。

逆に飯が美味い国、というとどこなんでしょう。
日本・中国・フランス・イタリアあたりは誰もが納得の美食文化を持っていますね。

ではこの中で、「強い軍隊」を保有するのはどこなんでしょうか。


■強くて美味い国

強い軍隊、という表現は非常に難しい括りだと思います。
軍事予算や保有兵器数、兵員数を総合的に判断する事になると思うのですが、
実際にドンパチしてみないと真相はわかりません。

例えば日本は軍事予算や保有兵器の質で言えば世界で5本の指に入る軍事大国ですが、
実際に全面戦争となった場合、その実力はかなり疑わしい、と私は思います。
軍事評論の世界的権威「ジェーン」の世界軍事ランクで、日本は20位以内にも入っていない状況です。
そして何よりも、大人の事情で戦争が出来ない軍隊になっている以上、
他軍隊と比べるのはちょっと無理があるかもしれません。
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そうなると、言うまでもなくアメリカやイギリスは数値上、実績上共に大変強力な軍隊を保有する超大国です。
両国共に飯が不味い(とここでは言い切りましょう)国ですので、今回の命題に即していると言えます。


しかし、欧州の軍事を代表するもう一つの勢力、フランスが存在します。
かつては英国との二大国で世界中を牛耳っていた時代もあるフランスは、冷戦期もNATOに頼ることなく
その実力を背景に世界の軍事バランスの一端を握っていました。
つくる兵器、特に小銃はしょーもないものばかりですが、軍隊そのものの質は非常に高いと思います。

日本では高級料理の代名詞ともいえるフレンチディナーは言うまでも無く美食文化の粋です。
美味い飯と強い軍隊は両立する、といえる良い例だと思います。


結局の所、全ての国々にあてはまるとは言い難い「強い軍隊を保有する国の飯は不味い」法則でしたが、
その傾向は確かに存在するようです。


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by clan-aaa | 2009-05-02 07:00 | 「小銃少女」 | Comments(0)