お蔵入りさせた最終回「小銃少女最期の日」
私は終わりを決めてから物事を始める性分なのですが、
このブログ、小銃少女も始めた当初もその最期はコレだと
心に決めていた題材がありました。


以前にもお話したとおり、結果として予定通りの終結は達成出来なかった為、
「OPERATION GUNGIRL」を以ってしてその目的を果たそうとしているのですが、
同作は当初決めていた「最期の題材」ではなく、「最期の総括」として製作している作品です。


今回は、小銃少女の更新を開始した当初から構想、準備していた作品
「RIFLE MODEL ZERO」(2009年)をご覧頂きたいと思います。
まあーそのーOPERATION GUNGIRLの更新が間に合わないので場つなぎなんですけどね。


自分の言うのも大げさな話ですが、この作品こそが本当の、幻の最終回であり、
「14番目の少女」に次いで取り組んだ短編作です。
しかし大変恐縮なのですが、実は途中までしかペン入れしておらず、
トーンは未処理でネーム時の手書きセリフをそのまま使った中途半端な仕上がりになっています。
この製作頓挫にはもちろん件の不祥事も関係しておりますが、また別の「とある理由」によって
お蔵入りとした背景がございます。


グダグダ言い訳するも何なので、とりあえずご覧下さい。
当初、全4話予定だったものから前半2話を掲載致します。

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途中までとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
この後のストーリーを大まかに申し上げますと、

・サシで撃ち合うひとむとゼロ。しかし全く歯が立たないひとむ
 「いや強すぎるわあのチート武器…こうなりゃ銃に当ててやる!」


・光線銃の機関部は放射性物質を用いたプチ核兵器構造。
 そこにうまい具合に命中し大爆発、右腕が吹き飛ぶゼロ。
 勝利したひとむは瀕死のゼロに歩み寄る。


・ゼロ「実は私、みんなともっと仲良くしたかったの。ぶっちゃけちちくりあいたかったの」
 ひとむ「それなら始めから言えよ、ぶっちゃけ私も自分と似たお前が大好きだよ」
 ようやく理解しあえた二人。愛の営みを始める。なんでやねん。


・ゼロの股をまさぐるひとむ「ん、なんか入ってる…これは!銃弾!」
 何と恥部に5.56mmNATO弾を忍ばせていたゼロ。
(「OPERATION GUNGIRL」に登場する「コアブレット」の原型となりました)


・弾をM16に装填し、「ひと思いに逝かせて…」とM16の銃口を咥えだすゼロ。
 涙ながらにトリガーを引くひとむ。ゼロ死亡。嗚咽するひとむ。 


・小銃少女のみんな「撃合いの結果どうなったかな。まあアイツはまだ早すぎよね。でも私達にとって代わる日は近いわな…」
 おわり

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よーわからん陰鬱な内容はさておき、この機関部爆発のシークエンスにおいて、光線銃のパワーソースである
放射性物質が辺り一面を汚染するという描写が盛り込まれておりました。
ストーリーを考案した2009年当時は特に問題視していなかったのですが、
あの3月11日を経た今となっては、製作続行への葛藤、抵抗を感じる自身の心境があります。
そういった経緯から、同作は製作半ばにしてボツとしたというのが「とある理由」の顛末です。


この記事を書いている最中も、改めて何度も読み返していますが、
ペンのタッチなんか今と大分違う辺りと小恥ずかしい感じがしてムズムズしますね。
まあ、こんな事も考えてたんだなーとかるーい気持ちで読んで頂ければ幸いです。

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この題材を最期に取り上げようとしたのは、
ショルダーウェポンの目的を果たす次世代の代替兵器は一体どんな形で自動小銃に近づいてくるのか、
という点を描きたかったのです。


私は今でも自動小銃が戦場で圧倒的な存在感を見せ付けている現状を不思議に思うことがあります。
そして、かつてあれほど世界中に浸透していた弓矢がマスケットに、マスケットがライフルに取って代わられたように、
自動小銃もいずれその終わりを、必要とされなくなる時代がやってくるのだろうと考えると、
レーザーライフルという題材ほど小銃少女の最終回にふさわしいものは無いと思っていたのです。


ちなみに、LRSのモデルとなったのは実在する航空機設計会社STAVATTI社の
レーザーライフルコンセプトモデル「TIS-1」です。
「STAVATTI TIS-1」なんかで検索すると色々資料が出てきますので、
ご興味のある方は調べてみて下さい。 

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# by clan-aaa | 2014-02-24 12:00 | 「小銃少女」 | Comments(2)
失敗作”62式機関銃”を使い続ける日本
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(記事中PDF「事案概要」における74式車載7.62mm機関銃とは
 62式機関銃の装甲車両搭載用モデルのことです)



当ブログにおけるアクセス数ダントツの記事がローラのセミヌード回
なのは今回の記事と全く関係ないのですが、これに次いで人気なのが
62式機関銃(前編後編)についての記事です。


この記事について、様々な方からご感想を頂いたのですが、
その大半が62式を否定的に評価している記事内容に対する批判でした。


ブログで公開している以上、様々な意見を受けて然りだと思っていますので、
この「62式の批判に対する批判」については大いに歓迎なのですが、
当該記事だけは特に感情的かつ攻撃的な意見を寄せてこられる方が多いので、
「国産銃器(兵器)の評価はその自国民が最もシビアに下すべき」だとする私の見解背景を
冒頭の住友重機械工業指名停止の一件に絡ませこの場で述べさせて頂こうかと思います。


【マシンガン後進国、日本】

まず第一に、冒頭の住重指名停止にも見られるように、日本の機関銃サプライヤーは極めて質が低い
という現状を理解する必要があります。
今回の入札停止は何も62式機関銃に限った話ではなく、同社がライセンス生産している
M2ブローニングとMINIMIにおいても試験数値改ざんや品質低下を行った点が極めて悪質です。
住友重機械工業とファブリックナショナルの間でどのような契約が交わされているのか不明ですが、
今回の一件によって今後の契約内容に影響が出る可能性も否定できません。


住重だけでなく日本の国内銃器メーカでは、海外銃器メーカとライセンス生産契約を結んでいるケースが
多く見受けられます。ここで銃器製造における主な契約形態の違いを整理すると、

①ライセンス契約
→「あなたの国は安心出来るので、設計図から製造ノウハウまで全部教えてあげますよ
  製造コストは企業努力で頑張って下げてね」

②ノックダウン契約
→「あなたの国は製造技術や信頼がちょっと低いので、大まかな部品ごとに売ってあげます。
  値段はちょっと高くなるけど組み立てるとこだけ自分でやってね」

③直接契約
→「あなたの国は技術力も信頼も無いけど、どーしても欲しいなら完成品を定価で売ってもいいよ」


日本の場合、官用ピストルやマシンガンの大半が①ライセンス契約に基づいて生産されています。
今回の住重のケースは、62式だけでなくM2ブローニングやMINIMIの品質に対しても
悪意をもって低下させる背信を行った為、両企業の信頼関係が低下した事で
今後の契約に影響が出る可能性があるのです。


特にファブリックナショナルは、WWⅡ後の西ドイツが「FALを採用するので売ってほしい」と打診したところ、
「お前の国はまた攻めてきそうだからヤダ」とお断りしたケースがあり、
現代の日本とベルギーの関係ではまずありえない話とはいえ、
今回の一件が当事者間の信頼関係に与えた影響はかなり大きいと思います。


世界的にも定評のあるベルギー製機関銃はさておき、62式機関銃は現用GPMGで
最低の評価にしか値しませんので、本件を機に一日でも早く採用を取り止めるべき
この上ない税金の無駄遣いを象徴する存在です。
自殺拳銃こと九四式自動拳銃と62式機関銃、両者はカテゴリこそ違いますが
日本銃器史にその名を残す二大失敗作です。


そして一番の問題は、国産兵器が自国民の生死に直結している点です。


【失敗作”62式機関銃”は誰が生んだのか】

使い物にならない機関銃でも、安全で通い慣れた演習場で使用する限り、
さしたる問題は起きないでしょう。
せいぜい不具合を起こして上官に叱責され、現場に鬱憤が溜まるだけです。


ですが、戦争は突然起こります。
以前、62式の記事中で私は「戦争の起きるおそれのない今~」と述べましたが、訂正します。
戦争はいつか必ず、それも突然起きるものであり、
予見予防のしようがない人間の原始的生理行為です。


そんな有事の際に最前線で向かい合う軍用銃は、使用される側と使用する側、両者が等しく攻撃範囲に存在します。
遠隔操作の無人爆撃機や、訓練を受けないとエンジンすらかけられない戦闘車両と違い、
軍用銃は銃口が向いている方向が違うだけで、どちらにも死の機会が訪れる唯一の兵器です。


しかし、「動かない機関銃」の場合、
死は「使用される側」から遠退いて行き、「使用する側」へと寄り添って行きます。
突然動かなくなる機関銃が戦場でどれほど危険な存在なのか。
敵の味方をする機関銃に殺されてしまうのか。


自衛官を、人の命を何だと思っているのか。


ここまでに銃の評価や税金がどーだのと戯言を並べてきましたが、
これこそが一番、62式機関銃を失敗作であるとし、
国産銃器(兵器)の評価はその自国民が最もシビアに下すべきだとする理由です。


しかし、日本は国産兵器にとことん甘い国です。
戦争は起きないし、予算も無い、説明するのも面倒だからそのままで……とする役人と
兵器の自国生産が先進国の証明だと勘違いする自国民、
「戦争は起きるものではなく起こすもの」だと共通した誤解を持つ両者が半世紀以上、
かごの中で暴力装置を支配してきた現状はシビリアンコントロールの限界そのものであり、
動かぬ機関銃を生み出した張本人は、他ならぬ私達なのです。

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# by clan-aaa | 2014-02-21 18:00 | ミリタリー | Comments(2)
"OPERATION GUN GIRL" 第4話 「コアブレット」
"OPERATION GUN GIRL" 第1話 「殺人事件…ですって!?」
"OPERATION GUN GIRL" 第2話 「GUNGIRL CONFIDENTIAL」
"OPERATION GUN GIRL" 第3話 「ゲイシャ・フジヤマ・ロクヨンシキ」

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大変大変大変お待たせしました。
多分、あと2話で完結すると思います。
今年度中には完成できる…かな?

銃の描き込み結構時間かけてるんですけど、
フォトショップでトーン処理したら見辛いですね、今更ながら。
自分で言うのもなんですけどもったいないというか。。。

「どやー!めっちゃ描き込んでるやろー!」って構って欲しいわけじゃないですよ。
いや嘘です。「もっと見てー><」っていう気持ちは絵を描いてる人なら誰しもあるもんじゃないかと。
ただの独り善がりなんですが、そこんとこヨイショされると嬉しいもんですよね。絵描きに限らず。

例えば、最後のページだってですね、
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これが原サイズなんですが、セリフ入れてWEB用に圧縮したら大分潰れちゃうんですよ。
なーんかもったいないんですよね。

最後のコマもね、
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これが原サイズです。
特徴的なマガジンリブとか、セレクターの刻印とか、バヨ…



あっ!やばい!これ以上はネタばれだ!
コイツ気づいて欲しいから自分で言いやがった(笑)
そんなわけで、次回の更新まで構ってちゃん!

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# by clan-aaa | 2014-02-14 18:00 | 「小銃少女」 | Comments(3)
Remington R51とヘジテーション・ブローバック
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今年のショットショーで発表された数ある新製品の中で、
一際目立っていたのがレミントンのR51だと感じているのは私だけではないはずです。
AR-15の焼き直しやグロックのフォロワーで食傷気味だった米銃器市場にとって、
ディレイドブローバックの米国製新型ピストル、しかもあのロングガン最大手のレミントンが
投入してきたというニュースが与えたインパクトはかなり大きかったんじゃないかと思います。


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R51が登場するまで、私の知る限りレミントンは半世紀以上自社オリジナルハンドガンの製造から
手を引いていましたが、そんな同社がかつて製造していたピストルがR51の
先代にあたるM51ピストルであり、このピストルを最後にレミントンは長きに渡って
ピストル事業と距離を置くことになります。
歴史の浅いアメリカで一番歴史の長い銃器メーカーであるレミントンらしいネーミングセンス
なのですが、名前だけでなく内部構造もほぼそのまま踏襲している点は
とても好感が持てるポイントなんですよね。


このM51とR51に搭載されているメカニズムは、
通称ヘジテーション・ブローバックと呼ばれるものですが、要はディレイド・ブローバックです。
ややこしーくメカニズムごとに細分化した呼称が
ヘジテーション(Hesitation=ためらう、の意)ブローバック、
大まかな分類で言えばディレイド・ブローバック、となります。


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簡略して構造を説明しますと、
まずR51のスライド(青)内部には、ブリーチ・ブロック(赤)と呼ばれる独立した部品が入っています。
両者は傾斜した溝でかみ合っています。このセットをスライドグループ(青+赤)と呼びます。

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撃発後、スライドグループは後退しますが、ブリーチブロックのみがフレーム(オレンジ)の
突起にぶつかって動きが止められます。
ボア内部の圧力が下がるまでちょっと待たんかい、って感じで行き遅れるんですね。

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しかしスライド内部の傾斜(濃い青)とブリーチブロックがぶつかる事で
ブリーチブロック後端が上昇、フレームから開放されます。
この間、ブレットが銃身から放たれ、チャンバー内部の圧力が下がるまでの時間稼ぎを
行っている点が、ディレイド(遅延)ブローバック、と呼ばれる所以です。
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ここでよくある疑問が、M1911のようなショートリコイル方式との違いです。
両者の決定的な違いを把握していれば、例えば閉鎖方式が
同じローラーロッキングであるG3とMG3、前者はディレイドブローバック、
後者はショートリコイル方式であると即座に理解できるようになります。

上述したR51のディレイド・ブローバックの場合、撃発後バレルとスライド(+ブリーチ・ブロック)は
即座に離ればなれになります。
撃った瞬間「はいさよならー」ですな。


M1911のショートリコイル方式の場合、バレルとスライドはしばらくの間つながったまま後退します。
撃った直後も「やだ!離れたくない!」とつながったままですな。
M1911のようなティルトバレル構造の場合だと「しばらく後退」したのちバレルが傾斜し、
離ればなれになります。
この、「しばらく後退」の距離が弾薬の全長より短いので「ショート」リコイル方式と呼ばれます。
ちなみに弾薬の全長より長い距離つながったまま後退するのであれば「ロング」リコイル方式ですね。
ショルダーウェポンだとほとんど見かけませんが。ハンガリーのゲパードなんかが有名でしょうか。


つまるところ、両者の決定的な違いは
「撃発直後、バレルとスライド(ブリーチ)が完全に閉鎖されているかどうか」といえます。


両方式、一長一短ありますが、ディレイドブローバックの場合は

①バレルが固定できるため命中精度が確保しやすい
②(自動拳銃の場合)リコイルスプリングのレイアウトが柔軟なので、コンパクトに設計できる
 →R51のようにリコイルスプリングを銃身周囲に設定すれば、ボアラインも下げられる!
  命中精度がもっとあがる!うひょおおお!!!
③(R51の場合)ブリーチブロックを独立させた恩恵として、リコイルスプリングのレートを軽くできる


いやーいいことずくめですね!
と言いたいところなのですが、ことR51では短所として

①機械強度に不安がある
(私個人の印象です。工業製品としての経験値が問題かなと思います)
②構造が複雑

だと感じています。
②に関してはショットショーのブースでもディプレイモデルが組み立て不良で
説明員が再度組み上げなおしていた、などと指摘する記事もあり、ちゃーんと説明書読まなきゃ
ダメよーん!な感じが、アップル製品に見られるマニュアル排除志向なアメリカ人たちに
果たしてどこまで評価してもらえるのか、という不安を感じます。


それでも、猫も杓子もショートリコイルなハンドガン市場において
レミントンというアメリカを代表する老舗ガンメーカーがこういう形で勝負に出た事は、
実に魅力的ですよね。

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# by clan-aaa | 2014-02-12 03:39 | ミリタリー | Comments(2)
銃を描く、という作業
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今回は第3話で登場したコクアことCQライフルについてご説明したいと思います。


CQライフルは中国の兵器製造大手ノリンコが生産しているM16ライフルのコピーです。
海外へ輸出されたセミオートモデルはM311-1と呼ばれています。
ベトナム戦争の際に鹵獲したM16A1を参考にしているとされていますが、
製造時期によっては樹脂部品に独特な意匠が施されているモデルも存在します。
この銃剣格闘を意識した竹のようなデザインが、オリエンタルな個性を出してますね。


2001年にイランの防衛産業機構がCQライフルのライセンス生産をアナウンスするなど
世界各国へ野心的なマーケティングを行っているようですが、
最近ではM4カービンを原型としたCQ-A型を中国国内の特殊部隊に使用させるなど、
自国での採用も目立つようになりました。

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最近では製造していないメーカの方が珍しいほど、多くの製品が存在する
AR-15市場ですが、このCQライフルは数あるAR-15クローンの中でも
特に情報が少ないモデルです。
かるーい気持ちで小銃少女にしたのはいいものの、詳細資料がほとんど存在せず、
手持ちの資料ではTHE WORLD'S ASSAULT RIFLES(Gary Paul Johnston, Thomas B. Nelson共著)
の中でわずかに触れている程度しかなく、描画には大変苦心しています。

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こんなこと言うとただの愚痴なんですが、銃を描く作業はとーっても時間と労力を費やします。
自分の描きたい構図にもっていこうとする為に銃と人物の位置関係をシビアに決めると、
お次は多くの資料を片手に画面とにらめっこです。
ピンの位置、リブの形状、樹脂部品のモールド跡、スタンプの綴りなどに気を配りながらも、
漫画として魅力的な遠近感も出したいので少しパースを崩したり誤魔化したりしていると、
一人描くのにいつのまにやら数時間経っていた、なんてことばかりです。

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↑これは今描いている下書きの一部ですが、書き終わったところでなんだかみょーな違和感を感じました。
うーんどこがおかしいんだろと見直した結果が↓こちらです。

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意識しつつもよくやってしまうんですが、この場合はサイトラインと瞳孔が一致していなかった点が
違和感の正体と思われます。
瞳孔―リアサイト―フロントサイトが一直線でつながれていないとやはりどこかが狂って見えます。
またストックのあるライフルを構えるポーズは女性にさせると不恰好になりやすく、
構図に苦心する点でもあります。
ですのでこの作品では、女の子に銃を持たせる画面がどこまで耐えられるのかを確認する、
という目的が自分の中に存在しています。



こんな感じで頑張って描いておりますので、
どうか既存の記事をじっくりご覧頂きながら、ゆっくりと次の更新をお待ち頂ければと思います。

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# by clan-aaa | 2014-01-29 19:00 | 「小銃少女」 | Comments(2)